サンレーの取り組み

●サンレーの取り組み
2008年10月15日、北九州市八幡西区のサンレーグランドホテルで九州最初の「隣人祭り」が開催されました。サンレーの恒例行事である「秋の観月会」とタイアップして行われたのですが、日本で最も高齢化が進行し、孤独死も増えている北九州市での「隣人祭り」開催とあって、マスコミの取材もたくさん受け、大きな話題となりました。
その後も、サンレーはNPO法人「ハートウェル21」と連動し、隣人祭り日本支部の指導を受けたオーソドックスな「隣人祭り」の他、サンレーオリジナルの「隣人むすび祭り」などの隣人交流イベントのお手伝いを各地で行っています。
本家のフランスをはじめ、欧米諸国の「隣人祭り」は地域住民がパンやワインなどを持ち寄る食事会ですが、そのままでは日本に定着させるのは難しいと考え、サンレーではサポートに力を入れたイベントを季節の年中行事などと組み合わせて取り組んでいます。
気軽に参加できるイベントとして進化している隣人祭りはますます増えていくでしょう。

「隣人祭り」とは1990年、パリの小さなアパートでおきた高齢者の孤独死をきっかけに、住民たちが建物の中庭に集まり、交流のための食事会を行ったことから始まりました。
経済的に困難のある家族や働くのが難しい人たちを支援し、仕事を斡旋したり、子供を預かったり、家族がいない人のためにクリスマスパーティーを開いたりしていたそうです。
現在ではヨーロッパを中心に、およそ30カ国、1000万人が参加する市民運動となり、2008年には日本でも初めての「隣人祭り」が東京・新宿で開催されました。